横須賀市の公園情報サイト

田浦梅の里の歴史探索

1.田浦梅林と田浦緑地、田浦梅の里、継承の森
◇「田浦梅林」とは、昭和9年(1934)に今上天皇のご誕生を記念して田浦地区住民が田浦泉町の緑地に梅700本を植樹したことから称されました。
◇「田浦緑地」とは、昭和51年(1976)地元田浦町在住の素封家石川宏氏による田浦梅林を含む周辺山林緑地33万7千㎡の市への寄付から、都市計画法に基づく緑化保全区域として都市計画決定し田浦緑地として指定されました。
◇「田浦梅の里」とは、寄付された緑地の田浦大作町側にも梅の植栽を始めたことにより梅林の規模が拡大し、さらに都市公園条例により都市緑地公園として整備開園したことから、平成12年(2000)2月15日「田浦梅林」と「田浦緑地」を含めた総称として「田浦梅の里」としました。
◇「継承の森」とは、平成25年(2013)5月4日に「みどり」の大切さの認識と守り育てる意識の醸成とその意識を将来にわたって継承していくことを目的として指定された緑地であり、「田浦梅の里」「衣笠山公園」「水辺公園」が対象公園です。


2.沿革と概要
◇田浦緑地のエリア内最高標高127mの「継承の森」に昭和57年(1982)4月1日に開園した都市緑地公園です。
◇紅白の梅林2,000本と水仙5,000本に彩られ、平成6年(1994)1月にかながわの花の名所100選に「梅の名所」として選出されました。
◇田浦梅林祭りは梅の開花に合わせて例年2月中旬~3月中旬の1ヶ月間開催され、観梅者数は13,000人を超え大変な賑わいです。
◇施設としては、管理棟、展望台、アスレチック広場、芝生広場、児童広場(田浦大作町)、あずまや、屋外トイレ、大六天神社、田浦梅林発祥の記念碑、土地寄付者詩人石川宏詩碑、風物百選の石柱、横山和夫元市長の碑文などがあります。
 ※田浦梅林発祥之地碑
  田浦梅林発祥の地案内版
  『旧田浦梅林は昭和九年皇太子昭仁親王殿下の
  御生誕を長く寿ぎ奉る為大六天宮の鎮座まします
  六十アール(六反歩)の山林に田浦梅林組合員
  三十六名が一致協力して梅の幼樹, 中樹併せて
  七百本を記念植樹したものです。 現在は, 田浦
  梅の里として
横須賀市が管理しています。
                   横須賀市』
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 ※大六天神社 20170731142614.jpg
 ※寄付者詩人石川宏詠

  『土の呼吸を
  肌で感じる丘の広場に
  私は翳(かげり)なき魂の故郷をみる』
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3.公園の年表
 田浦梅の里の年表(こちらをクリックください)
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